初詣控え仮殿完成 森高千里「渡良瀬橋」の八雲神社、全国から励まし
(2012年12月30日)

 歌手の森高千里さんのヒット曲「渡良瀬橋」の歌詞に登場することでも知られる足利市緑町1丁目の八雲神社。今月9日未明の火災で本殿などが全焼後、全国の森高さんファンなどから「がんばってください」などと励ましの電話や手紙が相次いで寄せられている。再建を願う声などを受け、同神社は組織設立の準備に入った。初詣を控え29日には仮殿が完成、新たな思いで参拝客を迎える。

 「再建はいつになりますか」「大変だと思いますが頑張ってください」「復興したら森高さんに社殿で歌ってほしい」。神社には毎日のように、激励の電話や手紙が相次ぐ。

 桜木宏紀宮司(72)は「多い時で1日30件ほどあり、東京や千葉から来てくれる人もいる。落ち込んでいたところに支援の声をいただき、本当にありがたい」と感謝する。

 雑誌や観光パンフレットに掲載され、全国から多くの人が訪れていた神社。地元関係団体などと1月にも復興に向けた組織を立ち上げ、復興計画などを協議する予定だ。

 また市内の中学校や企業から寄付金が届けられており、浄財を再建費用などの原資とするための専用口座を開設する方針。

 初詣には毎年1千人以上の参拝客が訪れていることから、火災3日後に仮殿の建設を開始。焼け残った柱の解体作業と同時に工事を進め、29日に完成させたという。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121229/951154